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テニスにおける有酸素運動と無酸素運動の割合

今日は真面目な話です!

レーニングを行っている人もしていない人も「有酸素運動」と「無酸素運動」という言葉は知っていると思います。実はこのどちらを使うかはスポーツによって大きく異なります。

今回はこの割合についてテニスの割合をもとに話してみようと思います。

まず、「有酸素運動」と「無酸素運動」とは何かを書きます。

無酸素運動とは

無酸素運動は大きく「ATP-CP系」と「解糖系」に分けられます。

ATP-CP系とは

ATPが分解されてエネルギーが作られることを言います。この時のATPは筋肉内にすでにある物で短時間の運動で発揮できる代わりに持続時間は短く、10~15秒程度とされています。

解糖系とは

グリコーゲンを燃料とし、代謝時に酸素が存在しないときに行われるエネルギーシステムです。

これも持続時間は長くはなく、20~145秒程度とされています。

有酸素運動とは

有酸素運動「酸化系」とも言われ、代謝時に酸素が存在し、グリコーゲンと脂肪を燃料とします。グリコーゲンとは筋肉や肝臓の中にあるブドウ糖のことを言います。

運動開始の45秒程度から徐々に解糖系とともに使われ始めて、4分以上からはほとんど酸化系がエネルギー源として使われます。

よく「有酸素運動=20分以上の運動」と思われている方が多いですが、実際には20分以上で脂肪の燃焼が多くなるというだけで基本的にもっと早い段階から有酸素運動は始まります。

では、テニスや他のスポーツで必要な割合はどのくらいなのでしょうか?

アメリカの研究ではATP-CP系:解糖系:酸化系とした時に

テニス 70:20:10

サッカー50:20:30

ゴルフ 95:5  :0

参考:NASM著,NASM Essentials of Sports Performance Training,p172

とされています。

テニスの特性としてはポイント間やゲーム間に休憩をはさむところにあると思います。そのため、サッカーよりも持久系は少なく設定されているのだと思われます。

あとがき

どうでしょうか?

個人的にはもう少し酸化系に割合を振っているイメージだったのですが皆様はどうでしょうか?(^-^;

これをどうやってトレーニングに応用するかはまた別にレーニングゾーンの回でやろうと思います。(明日やるとは言えないのでいつかやります!笑)

毎日無理せずに書いていきます!

参考文献

NASM Essentials of Sports Performance Training

NASM Essentials of Sports Performance Training